【2025年最新】Cursor AIとは?料金・使い方・VS Code比較を徹底解説
VS Codeをベースに作られた次世代AIコードエディタ「Cursor」。ChatGPTやClaudeを活用した強力なAI機能で、開発効率を劇的に向上させます。この記事では、Cursorの使い方から料金プラン、VS Code + Copilotとの比較まで徹底解説します。
目次
1. Cursor AIとは?
Cursor(カーソル)は、2023年にAnysphere社がリリースしたAI搭載コードエディタです。Microsoft社製の「Visual Studio Code(VS Code)」をベースに開発され、AIによるコード補完・生成・編集機能が標準搭載されています。
Cursorの特徴
- VS Codeベースで操作感が同じ
- AI機能がエディタに深く統合
- プロジェクト全体を理解したコード生成
- ChatGPT/Claude/Geminiなど複数モデル対応
VS Codeに「GitHub Copilot」を追加するアプローチとは異なり、CursorはAI機能を中心にエディタ全体を再設計しています。そのため、プロジェクト全体のコンテキストを理解した、より精度の高いコード生成が可能です。
開発元: Anysphere Inc.(2023年設立)
ベース: Visual Studio Code(オープンソース)
対応OS: Windows / macOS / Linux
2. Cursor 2.0の新機能
2024年10月29日にCursor 2.0が正式リリースされ、大幅な機能強化が行われました。2025年6月にはモバイル版・Webブラウザ版もリリースされています。
Composer(コンポーザー)
Cursor 2.0の目玉機能が「Composer」です。複数ファイルにまたがる編集をAIが自動で行うことができます。「認証機能を追加して」のような指示で、関連する全ファイルを一括で修正します。
マルチエージェント対応
新しいインターフェースでは、複数のAIエージェントを並列で実行できます。例えば、テストコード生成とドキュメント作成を同時に走らせることが可能です。
高速コーディングモデル
Cursor独自の高速モデルが追加され、レスポンス速度が大幅に向上しました。Tab補完の精度も改善されています。
2025年のアップデート
- モバイルアプリ(iOS/Android)リリース
- Webブラウザ版でどこでもコーディング
- 従量課金制への移行(使った分だけ支払い)
3. 主な機能と使い方
チャット機能(Cmd/Ctrl + L)
サイドパネルでAIとチャットしながらコードについて質問できます。選択したコードの説明を求めたり、バグの原因を聞いたりできます。
# チャット機能の起動
Mac: Command + L
Windows: Ctrl + L
インラインコード生成(Cmd/Ctrl + K)
エディタ内で直接AIにコード生成を指示できます。「この関数にエラーハンドリングを追加して」のような自然言語で指示するだけです。
# コード生成の起動
Mac: Command + K
Windows: Ctrl + K
Tab補完
コードを書いている途中でTabキーを押すと、AIが次のコードを予測して補完します。プロジェクト全体のコンテキストを理解しているため、Copilotより精度が高いと評価されています。
Agent(エージェント)モード
チャット画面で「Agent」を選択すると、AIが自律的にコードを作成・修正します。ファイルの作成、依存関係のインストール、テストの実行まで自動で行います。
4. 料金プラン比較
2025年6月に料金体系が変更され、従量課金制(使った分だけ支払い)が導入されました。基本の月額料金に加えて、AIモデルの使用量に応じた課金が発生します。
| プラン | 月額料金 | 主な機能 |
|---|---|---|
| Hobby(無料) | $0 | 月2,000回補完、50回AIリクエスト |
| Pro | $20 | 無制限Tab補完、$20分のAPI利用 |
| Teams | $40/ユーザー | Pro機能 + SSO、管理機能 |
| Ultra | $200 | 高度なタスク向け、大容量コンテキスト |
| Enterprise | 要問合せ | カスタム、オンプレミス対応 |
従量課金の注意点
Proプランには月$20分のAPI利用が含まれますが、超過すると追加課金が発生します。設定で利用上限を設定することで、予期せぬ課金を防げます。
5. VS Code + Copilotとの比較
多くの開発者が悩むのが「CursorとVS Code + GitHub Copilotのどちらを選ぶべきか」という点です。それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 比較項目 | Cursor | VS Code + Copilot |
|---|---|---|
| 月額料金 | $20(Pro) | $10(Copilot) |
| AI統合度 | 深い統合 | 拡張機能として追加 |
| プロジェクト理解 | 優れている | 標準的 |
| 複数ファイル編集 | Composer対応 | 限定的 |
| 拡張機能 | ほぼ互換 | 完全対応 |
| 大規模リポジトリ | やや遅くなる | 安定 |
Cursorがおすすめの人
- AIを中心にした開発フローを構築したい
- 複数ファイルにまたがる大きな変更が多い
- 最新のAI機能をすぐに試したい
VS Code + Copilotがおすすめの人
- コストを抑えたい
- 既存のVS Code環境を変えたくない
- シンプルなコード補完で十分
6. インストール・日本語化方法
インストール手順
- cursor.com にアクセス
- 「Download for Free」をクリック
- OS(Windows/Mac/Linux)を選択してダウンロード
- インストーラーを実行
- アカウント作成(GitHubアカウントでサインアップ可能)
日本語化の手順
Cursorは標準では英語ですが、VS Codeと同じ方法で日本語化できます。
# 日本語化手順
1. Command + Shift + P(Mac)または Ctrl + Shift + P(Windows)
2. 「Configure Display Language」と入力
3. 「日本語(ja)」を選択
4. Cursorを再起動
VS Codeからの移行
初回起動時に「Import from VS Code」を選択すると、設定・拡張機能・キーバインドを自動でインポートできます。移行は数分で完了します。
7. Cursorが向いている人・向いていない人
向いている人
- AI支援でコーディング速度を上げたいエンジニア
- 新しいプロジェクトを頻繁に立ち上げる人
- 複数ファイルにまたがる大規模な変更が多い人
- 最新のAI機能をすぐに試したい人
- VS Codeに慣れている人
向いていない人
- コストを最小限に抑えたい人
- 非常に大きなモノレポで作業する人
- オフライン環境で作業することが多い人
- プロプライエタリツールを避けたい人
- AI支援なしで集中したい人
8. よくある質問
Q. Cursor AIは無料で使えますか?
はい、Hobbyプラン(無料)があります。月2,000回のコード補完と50回のAIリクエストが利用可能です。学習目的や小規模なプロジェクトには十分です。
Q. VS Codeの拡張機能は使えますか?
はい、ほとんどのVS Code拡張機能がそのまま利用できます。CursorはVS Codeをベースに構築されているため、互換性が高いです。
Q. 日本語に対応していますか?
はい、UIを日本語化できます。コマンドパレット(Cmd/Ctrl + Shift + P)から「Configure Display Language」で日本語を選択してください。
Q. どのAIモデルが使えますか?
GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet、Gemini 1.5など主要なAIモデルに対応しています。用途に応じてモデルを切り替えることができます。
Q. コードのプライバシーは守られますか?
Proプラン以上では「Privacy Mode」を有効にすることで、コードがAIの学習に使用されないよう設定できます。Enterpriseプランではオンプレミス対応も可能です。
9. まとめ
この記事のポイント
- CursorはVS CodeベースのAI搭載コードエディタ
- Cursor 2.0でComposer(複数ファイル編集)が追加
- 料金は無料〜月額$20(Pro)、従量課金あり
- VS Code + Copilotよりプロジェクト理解が優れている
- AI中心の開発フローを求める開発者におすすめ
Cursorは、AIを活用したコーディングの新しいスタンダードになりつつあります。特に複数ファイルにまたがる変更や、プロジェクト全体を理解した上でのコード生成は、GitHub Copilotを一歩リードしています。
まずは無料プランで試してみて、開発効率の向上を実感してみてください。VS Codeユーザーなら、設定の移行も簡単です。